Q1:首の横を手で押さえるとドクドク音が小さくなるのはなぜですか?
A1:首を走る内頸静脈や総頸動脈の血流を用手的に圧迫することで、乱流の速度や血流量が一時的に低下するためです。この反応が見られる場合、血管の物理的病変が原因である可能性が極めて高いため、確信を持って脳神経外科でMRI・MRA検査を受けてください。
Q2:若い世代や痩せ型の女性でも発症することはありますか?
A2:十分に起こり得ます。特に20〜40代の女性では、原因不明に頭蓋内圧が上昇する「特発性頭蓋内圧亢進症」や、生まれつき静脈洞や頸静脈球の骨壁が薄い解剖学的変異によって血流音が骨に響くケースが多く確認されています。
Q3:耳鼻科で「異常なし」と言われましたが、放置して大丈夫でしょうか?
A3:決して放置してはなりません。一般的な耳鼻咽喉科の検査は中耳や内耳の聴覚機能を調べるものであり、骨の外側や頭蓋内を走る太い血管の異常は見つけられません。「拍動性である」という事実を伝え、脳血管の精査が可能な脳神経外科への紹介状を依頼するか、直接脳神経外科を受診してください。