英語の時制をマスターする上で絶対に知っておくべき盲点が、「last year」と「the last year」の境界線です。「the」というたった1語の有無が、文全体の時制構造を完全に変えてしまいます。
「the」がつかないlast yearは、カレンダー上の前年(2026年など)を指す副詞句として機能するため、現在とは切り離された過去形しか使えません。
一方、the last yearは「現在から遡った365日間という期間の塊」を指す名詞句となります。したがって、前置詞「in」「over」「for」と結びつき、現在完了形とともに機能します。
・I visited New York last year.(昨年、ニューヨークを訪れた【過去形】)
・I have visited New York three times in the last year.(この1年間で3回ニューヨークを訪れた【現在完了形】)