検索エンジン等で「out and about スラング」というキーワードが見受けられますが、これは言語学的には明確な誤解です。
「out and about」は、流行り廃りのある若者言葉(スラング)ではなく、数百年前から英語圏で定着している正統な英語イディオム(成句・慣用句)です。オックスフォード英語辞典(OED)やメリアム=ウェブスター辞典等の主要辞書にも標準的な成句として正式に収載されています。
ただし、使用するトーンの「レジスター(使用域)」には注意が必要です。カジュアルな友人同士の会話やチャットはもちろん、同僚との業務上のやり取りやビジネスメールの雑談部分(アイスブレイク)で使用しても何ら問題ありません。しかし、極めて厳格な公的契約書や学術論文のような硬い文書では、より形式的な「engaged in outdoor activities」や「fully recovered」といった学術的・公的語彙に置き換えるのがビジネスマナーとして適切です。