テレビ放送から数十年が経過した現在でもこの言葉が使われ続ける背景には、テキスト掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」のニュース速報(VIP)や「なんでも実況J(なんJ)」で培われたテレビ実況カルチャーがあります。
『日曜洋画劇場』などで『コマンドー』が地上波再放送されるたび、掲示板では数万件規模の書き込みが殺到する「コマンドー祭り」が恒例行事となりました。映画開始からわずか数分で飛び出す「おかわりもいいぞ!」は、実況民にとって最初の一大コール&レスポンスポイントとなり、画面上のセリフに合わせて一斉に「おかわりもいいぞ!」「うめぇ!」と書き込む連帯感が形成されたのです。
この実況の熱量はやがてX(旧Twitter)やYouTube、ニコニコ動画などの動画プラットフォームへ波及し、映画本編を知らないデジタルネイティブ世代にも「気前の良い肯定」「コンテンツの追加」「アンコールへの返答」を表す万能フレーズとして浸透していきました。