家電量販店の店頭モニターや大手コミュニティサイト(Yahoo!知恵袋、5ちゃんねる家電板、X等のSNS)に寄せられる膨大な利用者の本音を分析すると、カタログスペックだけでは見えてこない「使い勝手の現実」が浮かび上がってきます。
特に多くのユーザーが購入後に直面するのが、「トーストの焼き時間の長さ」と「加熱後のファン動作音・庫内の熱残り」です。単機能トースターであれば2〜3分で焼き上がるパンが、大型オーブンレンジでは余熱や裏返しの手間を含めて8分以上かかるケースがあり、「結局、朝の忙しい時間帯のために安価なポップアップトースターを買い足した」という声が多数を占めます。
また、オーブン調理を行った直後は庫内が高熱になっているため、安全装置が働いて「電子レンジ機能が一時的に使えなくなる(エラー表示が出る)」という物理的な制約も存在します。「夕飯にグラタンをオーブンで焼きながら、直前に冷えたご飯をレンジで温め直そうとしたら動かなかった」という失敗談は非常に多く、献立を組み立てる際は加熱の順序(レンジ温めを先に済ませてからオーブン調理に入る)を計画立てておく現場の工夫が求められます。