ネット上の掲示板やSNSでは、「国立小に入れば手厚く中学受験対策をしてくれる」「名門校だから勉強はすべて学校任せで大丈夫」といった根拠のない誤解が散見されます。しかし、お茶の水女子大学附属小学校の評判・口コミを精査すると、現場の実態はまったく異なります。
本校はあくまで「大学の教育研究校」です。そのため、年間に何度も大学教授や教育学部生による教育実習、研究授業が行われます。教科書を単に読み進めるような授業ではなく、子供たち自身に問いを立てさせ、議論を深めさせる「探究的カリキュラム」が主体です。裏を返せば、私立校のような手取り足取りの中学受験特化型指導は一切行われません。
これらを踏まえると、向き・不向きの基準は明確です。
本校が極めて向いている家庭
- 子供が自ら興味を持ったテーマについて、自発的に調べたり発言したりすることが得意。
- 学校の研究授業やPTA行事、教育実習生の受け入れに対して協力的・理解がある。
- 女子の場合、中高を通じた自由闊達な女子教育環境に魅力を感じている。
出願に慎重になるべき家庭
- 小学校のうちから塾のような系統的・網羅的な進学対策を学校側に求めている。
- 男子の場合、中学生になってからの高校受験準備を過度な負担と感じてしまう。
- 学校行事への保護者の出番(平日の集まり等)に対応できる生活・就業環境が整っていない。