Q1:ヌメ革にアルコール消毒液や除菌シートが付着して白く色抜けしてしまいました。元に戻せますか?
A1:アルコールは革の油分とタンパク質を急激に破壊・脱色するため、完全な原状回復は困難です。応急処置として、まずデリケートクリームを塗り込んで失われた水分と油分を補給し、乾燥を止めます。その後、周囲となじませるように優しくブラッシングし、数ヶ月かけて使い込みながら手の油分と日光で徐々に色の差を埋めていくのが最も自然な修復法です。
Q2:ハンドクリームやニベアをヌメ革のお手入れ用クリームとして代用しても大丈夫ですか?
A2:絶対におすすめできません。人間用のハンドクリームには、ミネラルオイル、界面活性剤、香料、防腐剤など皮革にとっては不適切な成分が多く含まれています。これらは革の深部に浸透しすぎたり、表面で酸化して異臭や激しい黒ずみ、カビの原因になります。必ず皮革専用のデリケートクリームや専用ワックスを使用してください。
Q3:日光浴をさせずにそのまま使い始めても問題ありませんか?
A3:日光浴を行わずに使い始めることも可能ですが、使い始めの数週間は非常に水滴や手垢を吸い込みやすい極めてデリケートな状態が続きます。日光浴をスキップする場合は、使用開始前に必ずフッ素系の防水スプレーを均一に噴霧し、表面を保護してから持ち出すことを強く推奨します。