通学リュックの選定において、ネット上のレビューやSNSの流行を鵜呑みにすることで生じる「3つの致命的な誤解」が存在します。
ひとつ目は「撥水加工があればレインカバーは不要」という誤解です。生地自体に撥水性があっても、一般的なファスナーの隙間から雨水がじわじわと浸入し、内部のPCや重要書類を濡らしてしまう事故が多発しています。雨の日の自転車通学や長時間の徒歩移動がある場合は、止水ファスナーが採用されているか、あるいはファスナー部分にしっかりとした雨除けフラップ(生地の覆い)が付いているかを確認しなければなりません。
ふたつ目は「サイドポケットの有無を軽視する」点です。メインコンパートメントを開けずにスマートフォン、定期入れ、500mlペットボトル、折りたたみ傘を即座に出し入れできる深めのサイドポケットや背面シークレットポケットの有無は、日々の通学快適性に直結します。デザインのシンプルさを追求するあまり外ポケットが皆無のモデルを選ぶと、改札前や講義室前で毎回立ち止まって荷物を探す羽目になります。