今やトップ女優の地位を確立した波瑠ですが、デビュー当初から順風満帆だったわけではありません。中学生でスカウトされて芸能界入りしたものの、エキストラ同然の端役が続き、受けたオーディションの落選数は200回以上とも言われています。
転機となったのは、雑誌『non-no』専属モデル時代に決断したショートヘアへの劇的なイメチェンでした。長かった黒髪をばっさりと切り落としたことで、洗練された目力と透明感が際立ち、メディア露出が急増します。
そして2015年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン・白岡あさ役を射止めます。幕末から明治を駆け抜けるパワフルな実業家を快活に演じきり、劇中の口癖「びっくりぽん」は流行語大賞候補になる社会現象となりました。この作品を機に、彼女はお茶の間から愛される国民的女優へと昇華したのです。