お祓いを受けるタイミングについて、多くの人が悩むポイントだ。伝統的には、元日から元宵節や立春の前日(節分)までの間に祈祷を受けるのが最も望ましいとされる。年が明けてから旧暦の新年が始まる節分までの期間は、運気の切り替わり目とされているためだ。もちろん、節分を過ぎたからといって手遅れになるわけではない。自分の誕生日や体調の落ち着いた時期に参拝しても何ら差し支えはない。
日本の歴史において、厄対策は神道・仏教の両輪で育まれてきた。神社で行う祈祷を「厄払い」、寺院で行う護摩焚きなどを「厄除け」と呼んで区別するのが一般的だ。玉串を捧げて神前に平穏を祈る神式の清々しさと、炎を焚いて煩悩や災いを焼き払う仏式の重厚さ。どちらを選ぶかは、個人の信仰心や縁のある寺社との相性次第だ。参拝時には初穂料(ご祷料)を用意し、清潔な服装で身を正すことが最低限のマナーとなる。