ニットのほつれ直し料金相場を徹底調査!プロの修理代と失敗回避法の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

ニットの補修費用は、「ダメージの深さ」「編み目の細かさ(ゲージ数)」「補修技術の種類」の3点によって大きく変動します。まずは現場取材と主要お直しチェーン・専門アトリエの価格改定データをもとに算出した、最新の費用目安を詳細まとめとして整理しました。

【ダメージ別・ニット修理の料金相場一覧】

  • 軽度の糸引き・引きつれ(穴なし):500円〜1,500円前後(作業時間:即日〜3日)
  • 縫い合わせ部分(リンキング)のほつれ:1,500円〜3,500円前後(作業時間:3日〜1週間)
  • 編み地の穴あき・虫食い(簡易かがり補修):2,000円〜4,500円前後(作業時間:約1週間)
  • 高度な復元補修(かけつぎ・かけはぎ技術):5,000円〜15,000円以上(作業時間:2週間〜1ヶ月)

一口に「ほつれ」と言っても、単に糸が表に引っ張り出されているだけの状態と、編み糸が切れて穴が広がり始めている状態では作業工程がまったく異なります。糸が切れていない糸引きであれば、専用の補修針や極細の鉤針を用いて裏側に引き戻すだけで済むため、ワンコインから千数百円程度の低価格で収まるケースがほとんどです。

一方で、編み糸が完全に切断されている場合は、周囲の編み目を拾い直して糸を編み継ぐ職人技が求められます。ハイゲージ(細番手の密な編み地)のニットやカシミヤなどの高級素材は作業難易度が跳ね上がり、料金も段階的に加算される仕組みです。