寒冷期のコーディネートにおいて、モデルやスタイリストの間で密かに実践されているのが、パンストとニーソックスの重ね履きです。一見すると相反するアイテム同士ですが、組み合わせることで驚くべきシナジーを発揮します。
重ね履き最大のメリットは、「素肌見え」をキープしたまま防寒性を極限まで高められる点にあります。ベースに20〜30デニールの薄手ベージュストッキングを履き、その上から厚手の黒ニーソックスをレイヤード。これにより、遠目にはミニスカートと素肌のニーハイスタイルに見えながら、冷たい外気から脚全体を完全にガードできます。
さらに、ストッキングの表面素材がニーソックスのゴム口との適度な摩擦を生み、素肌に直接履くよりもずり落ちにくくなるという隠れたメリットも存在します。デニール選びのコツは、下に着るストッキングをできる限りシアーな質感にし、ソックス側を60〜110デニールのリブ編みやウール混に設定すること。素材のメリハリによって、着膨れ感を防ぎつつシャープな美脚ラインが完成します。