昔から語り継がれるジンクスには、明確な位置ごとの「意味」が存在する。おでこ(額)にできるニキビは、自分が誰かに強い想いを寄せている「思いニキビ」。前髪で隠そうと焦るその心模様こそが、恋の熱量を象徴しているとされる。対照的に、あご周辺にぽつりと現れるニキビは、誰かから密かに好意を寄せられている「思われニキビ」だ。自分では気づいていない意外な人物からの視線を示唆すると言われ、SNSでも熱い議論を呼ぶ定番のテーマである。
さらに、鼻の頭や小鼻にできるニキビは「両思いニキビ」、あるいは「想い想われニキビ」と呼ばれ、奇跡的な相思相愛を告げるサインとされてきた。一方で、左頬は「振りニキビ」(自分が相手を振る)、右頬は「振られニキビ」(相手から振られる、あるいは失恋の予兆)という悲恋の解釈が割り当てられる。こうした伝統的な恋愛ジンクスは、時代とともに変化を遂げており、現代のSNSコミュニティでは「眉間ニキビ=トラブル予報」「口元ニキビ=セクシーな出会い」といった新説まで誕生している。