今注目を集めている 捏造の闇と消えぬ傷跡――袴田巌さん無罪確定から2年、司法改革はなぜ進まないのかについて、主要な情報を整理して公開しています。

袴田さんの悲劇を繰り返さないために、私たちがすべきことは何か。まず第一に、取り調べの全過程の録音・録画(可視化)を完全に義務付けることだ。未だに一部の事件に限定されている現状は異常と言わざるを得ない。密室での威迫や誘導が、虚偽の自白を生む温床だからだ。

さらに、検察が持つすべての証拠をリスト化し、弁護側に開示することを義務付ける法整備も不可欠だ。袴田事件でも、検察の手元に眠っていた証拠がもっと早く開示されていれば、これほど長い年月を要することはなかった。制度を変えなければ、また新たな犠牲者が生まれる。私たちはこの教訓を、決して風化させてはならない。 (出典: 袴田 事件 冤罪(Yahoo!ニュース))