ブランドの象徴であり、長年親しまれている「ニベア青缶」の美白効果に関する噂も絶えない。青缶を塗り続けると肌が白くなるという言説は本当なのだろうか。
結論から言えば、ニベア青缶自体にはメラニンを減らしたり色調を直接明るくしたりする美白有効成分は配合されていない。青缶の主成分はスクワランやホホバオイルを中心とする高度な保湿成分であり、役割はあくまで皮膚表面の水分蒸発を防ぐ「保護膜」の形成である。それにもかかわらず白くなったと感じる人が多い理由は、乾燥によるくすみが解消され、肌のキメが整うことで光を綺麗に反射するようになるためだ。つまり、肌のコンディションが正常化された結果としての健やかな透明感であり、薬理的な美白作用とは区別して考える必要がある。