鳥海山ブルーライン(山形県道・秋田県道131号鳥海公園線)は、豪雪地帯に位置するため1年のうち約5ヶ月半にわたって冬季閉鎖期間に入ります。山形県および秋田県の各土木事務所による発表資料によると、例年11月上旬から翌年4月下旬まで全線が閉鎖され、徹底した除雪作業が進められます。
2026年の開通時期は、暖冬や積雪状況の推移を見極めつつ、4月下旬(ゴールデンウィーク直前)の全線開通が計画されています。開通直後は道路両脇に数メートルの雪壁がそびえ立つ「雪の回廊」を通り抜ける圧巻のドライブが楽しめますが、ここで最も注意すべきなのが「夜間通行規制」の存在です。
春先の4月下旬から5月上旬、および秋の閉鎖前(10月下旬から11月上旬)にかけては、標高1,000m付近の夜間気温が氷点下まで冷え込み、路面凍結によるスリップ事故の危険が高まります。そのため、17:00から翌朝8:00(時期により変動あり)まではゲートが施錠され夜間通行止めとなります。夕方の夕日鑑賞を目的に訪れる旅行者が「下山できなくなる」「山形側へ抜けられない」といったトラブルに見舞われるケースが後を絶ちません。
現在のリアルタイムな通行止め状況や気象悪化による突発的な通行規制については、秋田県「あきたのみち情報」や山形県「道路情報システム」、さらに沿線に設置されたライブカメラの道路状況を出発直前に確認することが不可欠です。