世帯視聴率が単なる人気指標にとどまらず、国民的な共通体験の証明であった昭和から平成初期にかけて、朝ドラは驚異的な数値を叩き出しました。ビデオリサーチ(関東地区)の公式集計データに基づく連続テレビ小説歴代最高視聴率の上位作品は以下の通りです。
- 第1位:『おしん』(1983年)……最高視聴率 62.9%(平均視聴率 52.6%)
- 第2位:『おはなはん』(1966年)……最高視聴率 56.4%(平均視聴率 45.8%)
- 第3位:『鳩子の海』(1974年)……最高視聴率 53.3%(平均視聴率 47.5%)
- 第4位:『藍より青く』(1972年)……最高視聴率 53.3%(平均視聴率 47.3%)
- 第5位:『繭子ひとり』(1971年)……最高視聴率 55.2%(平均視聴率 47.4%)
テレビの多チャンネル化やリアルタイム視聴からタイムシフト・配信視聴への移行が進んだ21世紀以降の歴代朝ドラ名作ランキングにおいては、『ゲゲゲの女房』(2010年)、『カーネーション』(2011年)、『あまちゃん』(2013年)、『あさが来た』(2015年)などが平均20%超の支持を集め、新時代の傑作として広く語り継がれています。