猫の舌には「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」と呼ばれる無数の小さな突起があり、毛づくろい(グルーミング)の際に抜け毛を自然と飲み込んでしまいます。飲み込まれた毛の行方は大きく分けて2つしかありません。胃の中に溜まって口から吐き出されるか、消化管を通ってうんち(便)と一緒に排出されるかです。
健康な消化器機能を持つ猫の場合、飲み込んだ抜け毛は胃液やフードと混ざり合いながら十二指腸、小腸、大腸へと送られ、便の中に練り込まれる形で自然に排泄されます。つまり、猫 毛玉 吐かない 大丈夫なのかという疑問に対する医学的な回答は、「便の中に毛が混ざっており、排便が毎日快調であれば全く問題ない」となります。
特にアメリカンショートヘアや日本猫(和猫)などの短毛種 毛玉 吐かない 理由としては、被毛の長さが短いために胃の中で毛同士が絡まり合って巨大な塊(毛球)を形成しにくく、そのままスムーズに腸へ流れていく構造的要因が挙げられます。一方、ペルシャやメインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなどの長毛種は、飲み込む毛の体積が大きいため毛球を形成しやすく、吐く頻度が高くなる傾向があります。