2000年代初頭、ソフトバンクの孫正義氏が街頭でモデムを配り、日本中にADSLの激震を走らせた時代から四半世紀。通信インフラは劇的な進化を遂げたが、同時にそれを消費するコンテンツのデータ量も爆発的に増大した。
今日のオンライン動画配信市場を牽引するYouTubeの高精細ストリーミングや、Netflixのキラーコンテンツである『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のような4K HDR・Dolby Atmos対応の超重量級映像は、家庭の回線に対して途切れない極太のデータパイプを要求し続ける。家族が別々の部屋で高画質ストリーミングを同時に走らせる現代のリビングにおいて、回線品質の良し悪しはエンターテインメント体験そのものの質を決定づけている。