ステロイド外用薬と聞くと「強い薬なのではないか」と身構える人が多いですが、適切なリスク管理のためには正確なクラス分類を把握することが不可欠です。皮膚科用ステロイドは効力の強さによって「Strongest(最も強力)」から「Weak(弱い)」までの5段階にランク付けされています。
日本眼科学会および皮膚科学会の基準に照衰すると、本剤に含まれるメチルプレドニゾロンは、外用薬の分類において「Medium(普通)」から「Weak(弱い)」に位置付けられています。目の周りは他の皮膚部位(前腕内側を基準の「1」とした場合)と比較して、薬剤の経皮吸収率が約6〜13倍に跳ね上がる特殊な環境です。そのため、身体用に使われる「Strong」以上の強力なステロイドを目の周囲に塗布することは原則禁忌とされています。
添付文書の最新情報まとめにおいても、外眼部および前眼部の炎症性疾患に対して適正な濃度(0.1%)に希釈・調整された製剤であることが明記されており、組織への過度な負担を避けつつ最大の消炎効果を引き出すバランスが追求されています。