内野聖陽の人生を語る上で欠かせないのが、2006年に結婚した元宝塚歌劇団雪組トップスター・一路真輝(いちろ まき)との歩みです。2人は名作ミュージカル『エリザベート』での共演(トート役とエリザベート役)をきっかけに結ばれ、同年に長女が誕生。まさに芸能界を代表するビッグカップルとして祝福されました。
しかし、2011年に約5年間の結婚生活にピリオドを打ち、協議離婚が成立しました。当時、一部週刊誌によるスキャンダル報道や価値観の相違が取り沙汰されましたが、本質的な離婚理由は「徹底して役に没頭する表現者同士の生活スタイルのズレ」にあったと関係者は分析しています。家庭内でも役作りに全身全霊を捧げる内野と、家庭と育児を守ろうとする一路との間で、少しずつ生活のリズムが乖離していったことが背景にありました。
特筆すべきは、離婚後の2人が選んだ関係性の再構築です。親権は一路真輝が持ちましたが、内野は養育費の支払いはもちろん、一人娘の学校行事や節目には積極的に関わり続けました。娘の成長を共に見守る「共同養育者」としての対話を重ねた結果、現在では互いの舞台を観劇し合うなど、元夫婦を超えた戦友としての良好な関係を保っています。