なぜリンゴと蜂蜜?バーモントカレーの名前の由来と噂の真相に迫るの真相について、最新情報を基に徹底解説します。

アメリカ合衆国北東部に位置するバーモント州。大自然に囲まれたこの地名が日本のカレールウに採用された理由は、1950年代後半から1960年代初頭にかけて全米を席巻し、日本にも上陸した「バーモント健康法」にある。

当時、アメリカの医師DC・ジャービス博士が提唱した民間療法がベストセラー書籍を通じて世界的な注目を集めていた。その核心こそが、バーモント州の人々が長寿である秘訣として紹介された「リンゴ酢とハチミツを毎日摂取する習慣」だったのだ。

日本でも翻訳本が出版されるやいなや大ブームとなり、健康志向の高い人々の間でリンゴ酢とハチミツのドリンクが飛ぶように売れた。ハウス食品の開発陣はこの爆発的なトレンドに着目し、刺激物とされていたカレーにリンゴとハチミツを取り入れるという画期的なアイデアにたどり着いた。地名そのものが「健康とまろやかさ」の代名詞として採用された経緯がある。