なぜファンデーションが浮く?朝の落とし穴と時間が経っても崩れない技についての最新情報をお届けします。

ファンデーション浮きと一口に言っても、肌の内部状態によって起きている現象は全く異なります。自分の肌トラブルが「水分不足」なのか「油分過多」なのか、あるいはその両方が複雑に絡み合う「インナードライ」なのかを正確に把握しなければ、どれほど高価なコスメを使っても問題は解決しません。

肌タイプ・現象発生メカニズム起きやすい部位と兆候ベースメイク処方の適正乾燥肌(粉吹き浮き)角質層の水分不足により角質がめくれ上がり、粉体を抱え込めずに粉っぽく浮く。頬、口元、目元。鱗状にファンデがひび割れる。高保湿ベースメイク下地+美容液リキッドファンデ。脂性肌(皮脂ドロ浮き)過剰な皮脂分泌によってファンデーションの油分と顔料が溶け出し、膜が分離する。Tゾーン、小鼻脇。テカリとともにドロドロと崩れる。皮脂固化下地+サラサラ系リキッドまたはパウダーファンデ。インナードライ肌(複合浮き)内部の乾燥を補うために皮脂が過剰分泌。表面はベタつくのに内側は突っ張り分離する。額と小鼻はテカり、頬はつっぱって毛穴落ちが目立つ。保湿系下地を全顔+Tゾーンのみ皮脂防止下地の部分塗り。

現代の成人女性の肌測定データにおいて、自称・脂性肌の約6割以上が実はインナードライ肌のベースメイク課題を抱えているという皮膚科医の指摘もあります。皮脂が出ているからといって強力な脱脂系アイテムばかりを重ねると、肌のバリア機能が危険信号を出し、さらに皮脂を噴出させてファンデーションを押し流してしまう悪循環に陥ります。