玉川氏の立ち位置を理解するうえで欠かせないのが、一般的なフリージャーナリストやタレントコメンテーターとは異なる極めて異色のキャリアです。
1963年生まれ、宮城県出身の玉川氏は、京都大学農学部を卒業後、同大学院農学研究科修士課程を修了。1989年にテレビ朝日へ入社しました。アナウンサーや記者ではなく、情報番組の制作ディレクターとしてキャリアをスタートさせた点が特徴的です。
『内田忠男モーニングショー』『スーパーモーニング』などの現場でディレクターとしてリサーチや取材を重ねるなかで、自らカメラの前に立ちリポートを行うスタイルを確立。テレビ朝日の現役局員(報道局解説委員室等)という立場でありながら、平日の帯番組でレギュラーコメンテーターを務めるという民放キー局でも前例のないポジションを築き上げました。
2026年7月末をもってテレビ朝日を60歳で定年退職。退職後はフリーランスとして契約を結び、引き続き『羽鳥慎一モーニングショー』にコメンテーターとして出演を継続しています。さらに、ラジオ番組のパーソナリティや書籍の執筆、他メディアへの出演など、局員の枠組みから解き放たれたことで発信の幅をさらに広げています。