なぜ私たちは夜に涙を流すのか?心を抉る切ない恋愛神曲のリアル

なぜ私たちは夜に涙を流すのか?心を抉る切ない恋愛神曲のリアル

なぜ私たちは夜に涙を流すのか?心を抉る切ない恋愛神曲のリアルの背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

メロドラマ的な泥臭さとは異なるベクトルで、若者たちの心を掴んで離さないのが、あいみょんやVaundyに代表される新世代のクリエイターたちだ。彼らの楽曲には、70〜80年代のシティ・ポップやニューミュージックが持っていた都会的な洗練と、現代的な冷徹な観察眼が見事なバランスで同居している。

あいみょんの紡ぐ言葉は、どこかノスタルジックでありながら、体温の低さと情熱が奇妙に入り混じる。恋の終わりを劇的に演出するのではなく、日常のルーティンの中にぽっかりと空いた空白として淡々とスケッチする手腕は圧巻だ。対してVaundyは、R&Bやネオソウルを飲み込んだ洒脱なグルーヴの中に、触れ合えない他者との距離感を冷ややかに描き出す。湿っぽさを嫌いながらも、どこかで誰かと繋がっていたいと願う都市生活者の渇きに、彼らのサウンドトラックは見事にフィットしている。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。