塩顔ブームを象徴するトップランナーとして、第一線で確固たる地位を築いた俳優が坂口健太郎だ。モデル出身の卓越したスタイルと柔らかい空気感で頭角を現した彼は、キャリアを重ねるごとに凄みすら感じさせる表現者へと進化を遂げた。
涙腺を揺さぶるロマンスの傑作として知られる映画『余命10年』で見せた儚くも情熱的な演技や、息詰まるサスペンスが展開するドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』での静かな執念を燃やす刑事役など、彼の振り幅は留まることを知らない。日本映画界に欠かせない稀代の才能として、スクリーン上で唯一無二の光彩を放っている。