大衆的な人気が高まる一方で、ネット上や一部の歴史コミュニティでは「本郷氏の解釈は大胆すぎるのではないか」といった賛否両論の評判が飛び交うこともあります。従来の通説や学会の常識に囚われない仮説を提示することが多いため、保守的な歴史愛好家や一部の研究者から批判的な視線が向けられるケースもゼロではありません。
しかし、本郷氏自身はそうした議論を歓迎する姿勢を崩していません。歴史とは単一の正解を暗記する教科書的な学問ではなく、「残された史料から論理的に過去を再構成するダイナミックな思考の営み」であるという信念があるからです。自らの仮説を堂々と世に問い、読者に「あなたならどう考えるか?」を投げかけるアプローチこそが、知的興奮を生み出す原動力となっています。
その実力は、数々の著書が圧倒的なセールスを記録している事実が証明しています。監修を務めた児童書・学習書シリーズや、一般向け新書は軒並みベストセラーを獲得。代表作の数々は、歴史を学ぶ楽しさを何百万人もの読者に届けています。