感情論にとどまらず、制度面や法的なトピックを契機として巻き起こったシリアスな批判も存在します。その代表例が、ロサンゼルス・ドジャースと結んだドジャース 後払い契約 批判と、元専属通訳の不正送金事件に伴う大谷翔平 一平問題 反応です。
契約総額7億ドルのうち約97%にあたる6億8000万ドルを契約終了後に受け取るという前代未聞の後払い方式は、労使協定のルールの範囲内とはいえ、米現地メディアや他球団ファンから「贅沢税(競争バランス税)逃れの抜け穴」「ビッグマーケット球団による戦力独占の悪質な前例」として激しいバッシングを受けました。とりわけスモールマーケットのファンからは、公平な競争を損なう象徴として大谷選手が敵視される土台となりました。
また、2026年に発覚した水原一平氏による不正送金・違法賭博スキャンダルでは、米連邦司法省の徹底した捜査により、大谷選手自身は「詐欺の被害者」であることが法的に完全証明されました。しかし、事件発覚直後の混乱期における説明の変遷や巨額送金に気づかなかった点に対し、一部の海外メディアやアンチ層が「本当に何も知らなかったのか」と懐疑的な論調を浴びせ続けた記憶は記憶に新しいところです。法的事実が確定した現在でも、ネット上では陰謀論的な語り口で蒸し返されるケースが散見されます。