エントランスを抜けると、まず目に飛び込んでくるのが可愛らしい黄色いカート「パイナップル号」だ。全自動運転で動くこのカートに乗り込むと、まるで密林を探検する冒険家になったかのような高揚感が胸を突く。両脇に茂る巨大なシダ植物や鮮やかな熱帯の花々、そして見渡す限りのパイナップル畑を縫うようにゆっくりと進んでいく。
音声ガイドが語る土地の歴史や植物の秘密に耳を傾けながら、爽やかな風を切る時間は爽快そのもの。特に子供連れのファミリーにとっては、ハンドルを握るマネをしながら笑顔を弾けさせる絶好のアトラクションとなっている。数あるテーマパークの乗り物の中でも、これほど五感を刺激しながらゆったりと亜熱帯の生態系を観察できる体験は珍しい。