Q1:校了後にどうしても間違いを見つけてしまった場合、どう対処すべきですか?
A1:一刻も早く制作担当者および印刷会社・開発チームへ電話で連絡を入れてください。印刷工程であれば輪転機が回る前(CTP製版前)であれば刷版代のみの損失で食い止められる可能性があります。メールやチャットのみの連絡はタイムラグが生じ、印刷開始後の莫大な損害につながるため厳禁です。
Q2:責了(責任校了)で発生したミスは、印刷会社と発注者のどちらが責任を負いますか?
A2:原則として、発注者が明確に指示した内容通りに修正されていなかった場合は「修正作業を請け負った制作会社・印刷会社」の責任となります。ただし、発注者の赤字指示自体が誤っていた場合や、指示が曖昧で解釈の相違が生じた場合は発注者側の責任と見なされることが一般的です。指示書を明確に残しておくことが重要です。
Q3:校了印やサインは法律上、契約書と同じ効力を持ちますか?
A3:校了紙への押印やサイン、あるいは「校了承認」の明記された電子メールは、業務委託契約における「成果物の受領・検収完了」の意思表示(法的証跡)として扱われます。したがって、校了後の不具合発覚による刷り直し費用を発注者が一方的に制作会社へ転嫁することは法的に認められないケースがほとんどです。