Jリーグを揺るがす規格外の怪物、マテウス ジェズスはなぜピッチ上で異彩を放つのか?圧倒的推進力と真の評価に迫るとはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

現代フットボールにおけるセントラルミッドフィルダー(8番の役割)には、攻撃の構築だけでなく、自らフィニッシュに絡む高度な能力が求められる。彼はまさにその要求を理想的な形で体現する存在だ。

自陣深くでのビルドアップを助けた直後、一気に数十メートルをスプリントして相手ボックス内に侵入し、クロスに合わせてゴールを奪う。ボックス・トゥ・ボックスとしての絶え間ない運動量と、ストライカー顔負けの得点感覚が同居している。守備時には長い足を生かしたインターセプトで相手の攻撃の芽を摘み、奪った瞬間に前線へ高精度のロングパッセージを通す。攻守に渡るこの圧倒的な関与率こそが、チームの勝敗を左右している。