納豆を食べたあとに吐き気や不快感を覚えた場合、パニックにならず状況に応じた適切なファーストエイドを行う必要があります。納豆食後の吐き気の治し方として、実践すべき基本手順を整理します。
具体的な納豆の吐き気対処法は以下の通りです。
1. 安静な姿勢を保つ(回復体位)
衣類のベルトやボタンを緩め、身体を締め付けないようにします。横になる際は、嘔吐物が気道に詰まるのを防ぐため、顔を横に向けた「回復体位(側臥位)」を取らせます。
2. 無理な嘔吐の誘導や下痢止め服用の禁止
無理に指を入れて吐かせようとすると、食道粘膜を傷つけたり誤嚥性肺炎を起こす危険があります。また、納豆による腹痛や下痢の原因が食中毒やアレルギーである場合、自己判断で市販の下痢止め(止瀉薬)を飲むと、毒素や原因物質の体外排出を妨げて重症化を招く恐れがあります。
3. 水分補給は落ち着いてから少量ずつ
吐き気が強い直後に冷たい水や大量の水分を一気に飲むと、胃が刺激されて再度嘔吐を誘発します。嘔気が小康状態に入ったのを確認し、常温の水や経口補水液をスプーン1杯程度から少しずつ口に含ませます。