「目が痛いときは眼科、口が渇くときは歯科、だるいときは内科」と別々に通院していると、全体像が把握されず診断までに長い年月を費やしてしまうリスクがあります。シェーグレン症候群が疑われる場合、受診すべき診療科の第一候補は「膠原病内科(リウマチ科)」です。
膠原病内科は全身の自己免疫疾患を総合的にマネジメントする専門科であり、必要に応じて院内の眼科や歯科口腔外科と連携を取りながら包括的な確定診断を進めてくれます。もし近隣に膠原病専門医がいない場合は、まずはかかりつけの内科や眼科で「シェーグレン症候群の疑いを含めて精査したい」と率直に伝え、紹介状を書いてもらうのがスムーズな近道です。
受診時には、「いつ頃からどの症状が始まったのか」「一日にどれくらい水分を摂っているか」「現在服用中の薬(抗ヒスタミン薬や抗うつ薬など乾燥を誘発する薬がないか)」をメモにまとめて持参すると、診察が非常に円滑に進みます。