今年のフラワーシーンでは、従来の真っ赤な花束だけでなく、ニュアンスカラーやくすみ系のピンク、さらには一輪の弁に複数の色が入り混じるバイカラー品種に熱い視線が注がれている。リビングのインテリアにしっくり馴染む大人っぽい色合いが、幅広い年代のお母さんから支持を集めているのだ。
色選びで後悔しないためには、花言葉を理解しておくのが一番の近道。赤は「母への愛」、ピンクは「温かい心」や「感謝」、紫は「気品」を意味する。一方で、黄色には「嫉妬」や「蔑視」といった意味が含まれるケースもあるため、贈る相手の捉え方には少し配慮したい。また、珍しい青紫系のカーネーション(ムーンダスト)は「永遠の幸せ」という素敵な意味を持ち、特別な節目に贈るギフトとして高い人気を誇る。
せっかく贈ったお花だからこそ、一日でも長く美しさを保ってほしいもの。日本花き振興協議会が提唱する日常のお手入れ法によれば、水揚げの際に茎を水中で斜めに切る「水切り」を行うだけで、水の吸い上げスピードが劇的に改善するという。さらに、直射日光やエアコンの風が直接当たらない涼しい場所に置き、水替えのたびに茎を数ミリ切り戻すのが長持ちのプロ技だ。ほんの少しの手間で、花持ちは驚くほど変わる。