医療機関が開いていない夜間や休日、痛みに襲われた際に役立つ目の奥の痛み 即効対処法をまとめました。ただし、これらはあくまで急場を凌ぐための対症療法であり、根本治療ではない点を理解しておく必要があります。
痛みの種類に応じた「冷やす・温める」の使い分け
最も重要なのは温度の使い分けです。片頭痛や群発頭痛のように血管が拡張して神経を圧迫している場合、あるいは炎症を起こしている場合は、濡れタオルや保冷剤をタオルに包んで目の周りやこめかみを冷やすのが正解です。血管が収縮し、痛みの伝達が和らぎます。
一方、パソコン作業による眼精疲労 目の奥の重だるさが原因であれば、蒸しタオルなどで目元を温めることで血行が促進され、筋肉のコリがほぐれます。「ズキズキ脈打つ=冷やす」「ズーンと重だるい=温める」と判断してください。
暗く静かな部屋での安静と刺激の遮断
片頭痛や群発頭痛の発作時は、光や音、匂いが脳を刺激して痛みを増幅させます。遮光カーテンを閉めた暗い部屋で、スマートフォンの画面を一切見ずに安静を保つことが回復を早めます。また、片頭痛の初期であれば、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインの血管収縮作用によって痛みが軽快することもあります。
やってはいけない3つのNG行動
痛む目を強く指で圧迫したりマッサージしたりする行為は、眼圧の上昇や網膜への負担を招くため厳禁です。また、群発頭痛の群発期におけるアルコール摂取は、ほぼ100%の確率で激痛発作を誘発します。さらに、効かない市販の鎮痛薬を短期間に乱用すると「薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」を引き起こし、痛みが慢性化する泥沼に陥るため絶対に避けてください。