木村拓哉さんが出演するドラマは、ストーリーの面白さだけでなく「劇中で何を身につけているか」が一大社会現象となってきました。かつて『HERO』で着用したBAPEのレザーダウンジャケットや、『ロングバケーション』のプリントTシャツがプレミア化した歴史はあまりにも有名です。
映画やスペシャルドラマでも大きな話題を呼んだ『グランメゾン東京』の衣装は、大人の渋みとプロフェッショナルなこだわりが凝縮されたラインナップでした。主人公・尾花夏樹が着用したRRL(ダブルアールエル)のヴィンテージ加工レザージャケットや、老舗アウトドアブランドVASQUE(バスク)のサンダウナーブーツは、放送直後から問い合わせが殺到し、市場で激しい争奪戦が繰り広げられました。
スタイリストの野口強氏をはじめとするプロフェッショナル陣とともに、キャラクターの背景や職人気質を「服」を通して視覚化する妥協のないこだわりが、ドラマ衣装を単なる劇中着にとどまらないマスターピースへと昇華させています。