医療機関にかかってから結果が出るまでには、数週間から1ヶ月程度の手順を踏むのが一般的です。発達障害の確定診断の流れは、大まかに以下の4つのステップで進行します。
ステップ1:初診予約と事前問診
まずはWEBや電話で予約を取得します。初診時には生活歴や家族歴、職歴、現在の具体的な困りごとを詳しく聴取されます。
ステップ2:各種心理検査・知能検査の実施
医師の診察に加え、臨床心理士や公認心理師による専門的な心理検査(WAIS-IVなど)や質問紙検査を実施します。検査には1時間半〜2時間程度の時間を要するため、初診とは別日に予約を取るクリニックがほとんどです。
ステップ3:他疾患の除外診断
血液検査や甲状腺機能検査、必要に応じて頭部MRIや脳波検査を行い、注意散漫の原因が他の身体疾患や精神疾患によるものでないかを確認します。
ステップ4:診断結果のフィードバックと治療方針の決定
集められたデータと幼少期からの生育歴を総合的に評価し、確定診断が下されます。診断書の作成や薬物療法、心理社会的アプローチなどの具体的な治療計画が提示されます。
気になる心療内科の初診費用ですが、健康保険(3割負担)が適用される場合、初診料と一般的な問診で約3,000円〜4,000円程度です。心理検査を行う際は追加で保険点数が加算され、合計で5,000円〜15,000円前後が一般的な相場となります。ただし、一部の自費診療専門クリニックでは検査一式に3万〜5万円前後の自由診療料金を設定している場合もあるため、予約時に保険適用の有無を必ず確認しておく必要があります。