モルモット繁殖で最も多い失敗が、オスメスの分離タイミングの誤りです。
子モルモットは生後3週間で離乳できますが、オスは生後3~4週間で性成熟に達します。つまり、離乳と性成熟がほぼ同時期なのです。この短い期間に適切な分離を行わないと、母親や姉妹との交配が発生してしまいます。
実際、「気づいたらまた妊娠していた」というケースは非常に多く、これが個体数の爆発的増加につながります。1組のペアから1年で50頭以上に増えた事例も報告されています。
性別判定の方法
正確な性別判定は繁殖管理の基本です。生後2週間頃から判定可能になります。
オスは陰部を軽く押すと、Y字型の生殖器が露出します。メスはY字ではなく、線状の開口部のみが確認できます。ただし、幼い個体では判定が難しいため、経験のある獣医や飼育者に確認してもらうことを推奨します。
性別判定を誤ると、意図しない繁殖が発生し、取り返しのつかない事態を招きます。