結論から言えば、スタジオジブリ公式が『魔女の宅急便』の直接的なメインモデル地として公式パンフレットや設定資料集で明記しているのは、スウェーデンの首都ストックホルムおよびゴトランド島にあるヴィスビューの2都市です。
クロアチアの古都ドゥブロヴニクは、旅行代理店のツアーやネット記事で「魔女の宅急便の舞台」として大々的に紹介されるケースが目立ちます。しかし、制作当時のロケーション取材(ロケハン)記録を確認すると、スタッフが実際に現地取材へ赴いたのは北欧のスウェーデンでした。公式設定においてドゥブロヴニクが単独の舞台として指定された記録は存在しません。
それでもなお「クロアチアこそがコリコの街」と世界中で信じられている背景には、ドゥブロヴニクが持つ圧倒的なビジュアルの一致と、ジブリ作品が持つ卓越した世界観の広がりがあります。