Q1:ぎっくり腰になった当日、お風呂に入って湯船に浸かっても大丈夫ですか?
A1:発症当日は湯船への入浴を絶対に避けてください。急性期は患部組織に強い炎症と微細出血が起きており、温めることで血流が急増し、血管が拡張して炎症と激痛が悪化します。初日〜2日目はぬるめのシャワーで汗を流す程度にとどめ、患部は氷嚢などで冷却してください。
Q2:湿布を貼る場合、温湿布と冷湿布のどちらを選ぶべきですか?
A2:発症から48時間〜72時間の急性期は「冷湿布(または抗炎症成分を含む鎮痛テープ)」を選んでください。冷湿布自体に患部深部を物理的に冷やす力は限定的ですが、メントール成分による鎮痛効果と感覚受容器の麻痺効果が得られます。温湿布に含まれるカプサイシンなどの刺激成分は急性期の炎症を悪化させる恐れがあるため、痛みが落ち着いて筋肉が固まる回復期以降(4日目以降)に使用するのが適切です。
Q3:仕事は何日休むべきですか?いつから出勤可能でしょうか?
A3:デスクワークであっても、激痛で座位を保持できない発症初日〜2日目(48時間)は仕事を休み、身体を休めることが現実的です。3日目以降、コルセットを装着して歩行や立ち座りが可能であれば、無理のない範囲で出勤やリモートワークの再開が可能です。ただし、重い荷物を扱う肉体労働や長時間の運転を伴う職種の場合は、再発防止のために最低でも1週間程度の業務制限が望まれます。
Q4:くしゃみをする時に腰への負担を減らす方法はありますか?
A4:くしゃみが出る瞬間は、とっさに「壁や机、自分の両膝に両手をついて上半身を支える」姿勢をとってください。手で体重を分散させ、膝を軽く曲げることで、腰椎にかかる衝撃を最大で70%以上カットできます。立ったまま前屈みでくしゃみをするのが最も危険な体勢です。