「何を食べるか」と同等以上に重要なのが、「いつ食べるか」だ。最新の時間栄養学(クロノ・ニュートリション)は、私たちの体内に刻まれたサーカディアンリズム(体内時計)と消化酵素の働きが密接に連動していることを明確に示している。
朝食は、代謝のスイッチを入れるための最も重要なタイミングだ。ここで十分なタンパク質と食物繊維を補給すると、日中の血糖値が安定し、夜間の暴飲暴食を防ぐ効果が一日中持続する。一方、昼食は一日のうちで最も消化代謝能力が高まる時間帯であり、必要な炭水化物をしっかり補給するのに適している。
最も注意が必要なのが夕食だ。21時以降の食事は、どれほどヘルシーな内容であっても体脂肪として蓄積されやすく、睡眠の質も低下させる。夕食は軽めに済ませ、夜間の空腹時間を12時間から14時間確保する「プチ断食」を組み合わせることで、細胞のゴミ掃除機能であるオートファジーが活性化し、代謝機能の若返りが期待できる。