Msdの株価が出ない真相|非上場の理由と親会社メルク株の買い方

Msdの株価が出ない真相|非上場の理由と親会社メルク株の買い方

Msdの株価が出ない真相|非上場の理由と親会社メルク株の買い方の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

MSDへの実質的な投資を検討する際、避けて通れないのがMSD親会社メルクの企業構造と、国際的な「社名使い分け問題」の理解です。

製薬業界には世界に2つの「メルク」が存在します。1つはドイツ・ダルムシュタットに本拠を置く世界最古の医薬・化学企業「Merck KGaA(ドイツ・メルク)」。もう1つが、米国ニュージャージー州ローウェイに本社を置く「Merck & Co., Inc.(米国メルク)」です。歴史的経緯(第一次世界大戦時の接収)により、米国メルクは北米(アメリカおよびカナダ)でのみ「メルク」の商号を独占使用できます。

一方、北米以外の日本や欧州などの全世界では、商標権の協定に基づきMSD(Merck Sharp & Dohme)の名称で事業を展開しています。つまり、私たちが日常的に耳にする「MSD株式会社」は、世界的な医薬品企業である米メルク(Merck & Co., Inc.)の日本拠点そのものです。

日本国内におけるMSD株式会社業績は、がん免疫治療薬のキイトルーダや各種ワクチン、抗ウイルス薬の強力な売上を背景に、外資系製薬企業の中でもトップクラスの存在感を誇ります。日本市場で稼ぎ出された強固なキャッシュフローは親会社の連結決算に集約され、ニューヨーク市場に上場する親会社の企業価値を強烈に押し上げています。

伊藤 翔太
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伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。