専用の器具を持っていなくても、家庭にある身近なアイテムを活用すれば、思い立ったその瞬間にポンポン作りをスタートできます。用途や作りたいサイズに合わせて手法を使い分けるのがポイントです。
アクセサリー用の極小サイズ(直径2〜3cm程度)を量産したい場合は、フォークを使った毛糸ポンポンの作り方が適しています。普段食事で使うフォークの歯の間に毛糸の端を挟み、外側に毛糸をぐるぐると40〜50回ほど巻き付けます。巻き終わったら、中央のスリットに結び糸を通し、フォークごと固く縛り上げてから両端の輪をハサミで切り開くだけです。フォークの幅が均一なガイドとなるため、小ぶりで密度のあるミニポンポンが誰でも正確に仕上がります。
直径5〜8cm前後の標準的なサイズを作りたいときは、厚紙を使った簡単なポンポン作りが最適です。お菓子の空き箱や段ボールを「ドーナツ型(2枚1組)」または「コの字型(切れ込みを入れた長方形)」にカットして型紙を作ります。ドーナツ型の場合は2枚重ねた厚紙に毛糸を巻きつけ、外周にハサミを入れて紙の隙間に糸を通して縛ります。厚紙の直径を変えるだけで、自由自在に好みの大きさを設計できる点が大きな魅力です。
型紙を作る手間すら惜しいときは、自分の指だけで作る方法も有効です。人差し指と中指の2本(小さめ)、あるいは人差し指から小指までの4本(大きめ)に直接毛糸を巻きつけます。指を少し開いた状態で毛糸を巻き、指の間から結び糸を通して仮止めした後に指からそっと引き抜き、本結びをしてカットします。道具を一切用意せずに数分で作れるため、子どもと一緒に楽しむ工作にもぴったりです。