教育者・実業家としての顔の裏側で、彼を語る上で避けて通れないのが新宗教・神道系教団「ワールドメイト」の教祖としての横顔だ。伝統的な神道思想をベースにしつつも、教義にはユーモアや開運、現代社会を前向きに生き抜くための実践的な知恵が散りばめられている。
信徒たちを惹きつけるのは、神秘主義的なカリスマ性だけではない。自らギャグを連発し、信者とフラットに笑い合う親しみやすさだ。重苦しい戒律や世俗からの断絶を求める旧来の新宗教とは一線を画し、ビジネスや芸術の成功を肯定するプラグマティックな教えが、経営者や知識層を含む幅広い支持層を強固に繋ぎ止めている。