Q1:縫い糸は何色を選べばいいですか?生地とまったく同じ色がない場合はどうすべきですか?
A1:生地と完全に一致する色がない場合は、「生地よりも一段階暗いトーンの色」を選択してください。例えば、グレーのズボンなら薄いグレーではなくチャコールグレー寄りの糸を選びます。光の反射の関係で、明るい糸は表にわずかに出ただけでも白浮きして目立ちますが、暗い糸は布の影と同化して人間の目にはほとんど認識されなくなるためです。
Q2:縫い終わったあと、生地が波打って引きつれてしまいました。何が原因ですか?
A2:縫い進める際に「糸を引き締めすぎていること」が直接の原因です。まつり縫いは、表地と折り返し部分をガチガチに固定するものではなく、布と布の間にごくわずかなゆとりを持たせて保持する縫い方です。針を通したあと、糸を強く引っ張るのをやめ、布地を平らに置いた状態で自然に収まる程度の力加減を意識してください。波打ってしまった場合は、一度糸を抜いて少し緩めに縫い直すのが確実です。
Q3:裁縫にまったく自信がない超初心者ですが、練習なしでいきなり本番のズボンを縫っても大丈夫ですか?
A3:いきなり縫い始めても問題ありませんが、不安な場合は「目立たない内股側の縫い代」で2〜3針ほど試し縫いをしてみることを推奨します。表側に針先を出した際、生地をひっくり返して糸のすくい具合を確認してください。もし表に糸が大きく出てしまっていたら、針を抜くだけで元に戻せます。数針試して感覚さえ掴めば、あとは同じ動作の繰り返しです。
Q4:100円ショップの裁縫セットに入っている針と糸でも綺麗に裾上げできますか?
A4:十分に綺麗に仕上げることが可能です。ただし、セット内の針は太めのものが混ざっている場合があるため、できるだけ細く短い針(薄地用またはメリケン針の細手)を選んで使用してください。また、付属の糸が「ポリエステル製」であることを確認してください。安価な木綿糸は毛羽立ちやすく、滑りが悪いため、すくい縫いの際に布通りが重くなる点に注意が必要です。