ミセス『ケセラセラ』が時代を救う理由|大森元貴の詞とレコ大の真相

ミセス『ケセラセラ』が時代を救う理由|大森元貴の詞とレコ大の真相

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タイトルの「ケセラセラ(Que Sera, Sera)」は、元来スペイン語表現に由来し、「なるようになる」「明日は明日の風が吹く」といった運命への身任せや諦念を想起させる言葉として世界中で親しまれてきました。しかし、Mrs. GREEN APPLEが提示したメッセージは、そうした受動的な楽観論とは一線を画しています。

大森元貴(Vo/Gt)がメディアや手記で明かした制作秘話によると、本楽曲はABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』(主演:清野菜名)の主題歌として書き下ろされました。友情や日々の生活にささやかな救いを求める女性たちのリアルな息遣いを描いた脚本を受け取った大森は、「単に背中を押すだけではなく、痛みを抱えながらも今日を生き抜く人の隣に寄り添う音楽」を目指したと語っています。

「勝てなくとも構わない」「負けたって構わない」というフレーズが象徴するように、世間の競争や理想像から一度降り立ち、ボロボロになった自分をそのまま抱きしめる姿勢こそが、本作における『ケセラセラ』の真の定義です。運命を投げやりにしてやり過ごすのではなく、「何が起ころうとも、最後は自分で自分を肯定する」という能動的な覚悟が込められています。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。