多摩モノレールが走り近代的な商業ビルが立ち並ぶ立川駅から少し北へ進むと、緑豊かな農地が広がる砂川町に到着します。この地に位置するJA東京みどり 直売所の「みのーれ立川」が絶大な支持を集める最大の要因は、流通の圧倒的な短縮による「本物の鮮度」にあります。
通常、中央卸売市場を経由する一般的な流通ルートでは、収穫から店頭に並ぶまでに2〜3日のタイムラグが生じます。対して、みのーれ立川に並ぶ立川産 新鮮野菜は、登録された地元生産者が当日の早朝に収穫し、自らの手で陳列・値付けを行ったものばかりです。棚に置かれた野菜には生産者の名前が明記されており、葉物野菜の張りや切り口の瑞々しさは一目瞭然といえます。
実際に店頭で長年買い物を続けている地元住民に話を聞くと、「一度ここの朝採れ小松菜やブロッコリーを味わうと、スーパーの野菜には戻れなくなる」「生産者の名前を見て『今日は〇〇さんのトマトが出ている』と指名買いできる安心感が大きい」といった熱量ある証言が返ってきます。消費者と生産者が顔の見える関係で結ばれる信頼の構造が、強固なリピーター基盤を支えています。