名作ドラマの舞台「結」へ!長濱ねるが愛した島原かんざらしの真実にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

直径わずか1センチほどの小さな白玉。それを島原特有の極限まで冷たい湧水「かんざらし(寒ざらし)」に浸し、蜂蜜や砂糖、水飴などで作られた特製の蜜を絡めて食す。和菓子・伝統甘味業界の中でも、これほどまでに土地の水質と密接に結びついた甘味は極めて稀有だ。

一口含むと、心地よい弾力とともにつるりとした喉越しが広がる。蜜の甘さは決して主張しすぎず、名水そのものの清涼感をどこまでも引き立てる。仕込みの水温、白玉粉と餅粉の絶妙な配合、蜜の火入れ加減。一見シンプルに見える一椀には、代々の職人が水と対話しながら磨き上げてきた緻密な技術が凝縮されている。