「ゆかいなとこやさん」のルーツをたどると、昭和の玩具史に突き当たります。かつてトミー(現タカラトミー)から発売されていた昔のモデルは、テレビCMのキャッチーなフレーズとともに爆発的な大ヒットを記録しました。プラスチック製の人形の頭に粘土を詰め、椅子に座らせてハンドルを回すギミックは、当時の子どもたちに強烈なインパクトを与えた昭和レトロおもちゃの代表格です。
時代の変遷を経て、現在は世界的な玩具メーカーであるハズブロ社が展開する小麦粘土ブランド「Play-Doh(プレイドー)」の主力ラインナップとして受け継がれています。ブランドが変わっても「髪の毛を生やして自由に切る」という根幹のワクワク感は変わらず、かつて夢中で遊んだ親世代が自分の子どもや孫へ買い与える「世代間リレー」が起きている点もロングセラーの大きな要因です。