全国でわずか数十人しかいないこの希少姓が、日本のみならず世界的な知名度を獲得した最大の要因は、元ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)社長兼グループCEOの久夛良木健(くたらぎ けん)氏の存在に他なりません。
久夛良木健氏は1950年、東京都江東区の生まれ。電気通信大学を卒業後にソニーへ入社し、類まれな先見性と技術力で家庭用ゲーム機市場への参入を主導しました。1994年に発売された初代「PlayStation」を皮切りに、世界累計1億台以上を売り上げた「PlayStation 2」など、世界のゲーム産業の勢力図を一夜にして塗り替えた伝説的な功績を持っています。
国内外のメディアで「プレイステーションの父(Father of PlayStation)」と称賛されたことで、海外のゲームファンやエンジニアの間でも「Kutaragi」の名は広く知れ渡ることになりました。退任後も近畿大学情報学部の学部長を務めるなど、先端テクノロジーの教育やAI・ロボティクス分野で精力的な活動を続けています。